ここのところ夏休みは、何かしらテーマを決めて取り組んでいただいています。今年は発表会が近いこともあり、今一度基本に立ち戻り「テクニック」についてのアプローチを丁寧にやっています。「表現してね!もっと歌ってね!」…と言い続け、でもいつも最終段階まできて強く思うことは、結局”基礎力”がものをいうということ。
一口にスタッカートといっても、どのタイプのスタッカートを使うのか…手首しなやかバージョン?固定バージョン?。アルペジオ(ブロークンコード)の時の甲はどっちの方向?4-5の時の親指の具合は?・ローテーションは?……。やらなければならないテクニックは本当に山のようにあって、道具を正しく使わないと音さえ並べられない事態に陥って、根性で無理に弾いてもそれらしくはなるけれど、やっぱりあと一歩のところで作品には近づけない><
世の中には、テクニックに照準を当てたテキストが様々ありますが、やり方を間違えるとかえって手を固めてしまったり、そのやり方で意味があるの?という使い方をしている方を多く見かけます。
色々工夫して懇切丁寧に的確な使い方を提示してみても、そこはさすが子供><。3回に1回は、何も考えずただ手だけ動かしちゃった…となりかねないので、同じことを何小節も繰り返すパターンのテキストは、私は自覚の持てる中学生以上からとしています。問題は、自覚のない小さな方達ですよね。曖昧な取り組みは効果が上がらないし、弾くだけ弾いて「弾きましたけど、なにか?」………となりがち(⌒-⌒; )。
まずは未就学児の方は、ピアノアドベンチャーの中のエチュード要素ものを、何曲かまとめ毎日繰り返していただき、「まずはとにかく指を動かそう!」と、将来に向けての持久力育てを。
小学生低学年の方には、以前から愛用しているバスティンテクニックをジャンジャンすすめていただいています。バスティンのテクニックシリーズは、かなり早い段階で和音の転回形が出てくるのでみんな必死ですが^^;このシリーズを使い始めて実感してるのが、転回形をたくさんやるお陰で、ブルグミュラーやソナチネに入った時の左の譜読みが格段に楽になりました。
高学年の子達には、これまたお気に入り安川先生の「ピアノのテクニック」を。特に「ピアノのテクニック」はハノンのようでハノンのように甘くはない。目的がハッキリしているので取り組みやすいようできちんと考えないと難しい。青柳いづみこさんもご自身のYouTubeて紹介なさっていますが、将来ショパンにつなげていけますし、スタッカート、レガート、全てのテクニックを網羅していてくれているので、私自身も本当に勉強になっています。ただし、安易に音だけなぞらず、どの道具のどのスキルを鍛えるのかきちんと考えて取り組むこと!
そして、たまに出てくる「巨匠たちの忠言」。これがまた、ドキッと心に響くんだなぁ(*⁰▿⁰*)。名言ではなく、忠言ってところが、一層説得力があります><
みなさん、発表会に向けてラストスパート頑張りましょう!









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