生徒さんコンサートのお知らせ&コンクール参加に思う事

生徒さんがバスティンピアノコンクール全国大会入賞者による記念コンサートに出演されます。

年長さんの生徒さん。ピアノが好きすぎて、いつもレッスンの中で聴いてあげられないくらい沢山の曲を持ってきてくれますが、初めてのコンクールでピッカピカのご褒美が貰えてよかったですね。

コンクール参加は、私の教室では「好き!」という気持ちや、ピアノを練習する事に対しての自我の芽生えが整う小学2〜3年生あたりから…とさせていただいてます。が、それ以下の年齢の方がどうしてもコンクールにでたい!!と強く希望なさった場合、「好き!」という気持ちと、進度、そして何より「お家練習」での心のバロメーターを慎重に慎重に探らせて頂いています。

コンクールに参加すれば、どのお子さんも技術的には間違いなく大きく成長なさいます。ですが、「成長するから参加しましょう!」と、半ば一括りにしてしまっている世の中の動きに少々疑問を持っています。私たちは、根性を鍛えるスポーツをやっているのではなく、心を豊かにする芸術をやっているのだから、挑戦することで技術が向上していく以上に「好き!」が増していかないといけない。勿論お子さんですから、練習内容的には大人の目から見たら「アチャ〜┌(; ̄◇ ̄)┘」かもしれないけれど、やればやるほどピアノに興味が湧いて、どんどん好きになって、もっともっと弾きたくなっていかないといけない(←こうまで好きでも、練習の質とリンクしないところが子供なのですが^^;)。何事も大きな事に向かうには”大変”はつきもですから、ある程度の心の浮き沈みは当然のことと思います。が、それが大人の機嫌のせいで、大人が成果を求めすぎるせいで子供たちの心が置き去りになることだけは絶対にあってはならない…。お子さんが練習をめんどくさがったり、嫌々やってるように見える時「自分で言いだしたのだからしっかりやりなさい!」と言ってしまっていませんか?いえいえ、せっかく「やりたい!」との気持ちを持ってくれたのに、その気持ちを減らしてしまってるのは周りの大人かもしれません。中途半端な気持ちでなく”やりたい気持ち”がしっかりあったのに、いつの間にか後ろ向きになる場面が多くなってきた時は、大抵の場合、大人のエネルギーがお子さんのエネルギーをかなり上回ってしまっている証拠です。どんな取り組みになろうとも、子供達の中のエネルギーからかけ離れたことは到底無理なのですから、求めすぎず、それが”その子の今にとって相応しい階段”と信じて見守ってあげたいですね。

私たちは幸せになるために音楽をやっています。ウキウキするためにピアノを弾いているのだから、コンクール練習してる時も、ふざけてネコ踏んじゃったを弾いてる時も、子供達の心の中に同じウキウキがありますように♪。指導者…親…すぐ側にいる私たち大人が、その事を絶対に見失わず、絶対順番を間違えず、見栄や私利私欲を捨てて”子供達の夢”に笑顔で寄り添い切ることができるなら、大きなステージで誰かに聴いてもらうために弾く一回は、何にも変え難い尊い時間になると思います。

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