おんがくすごろく

年明け第1週目のレッスン、3歳さん〜7歳さんまでの小さな生徒さん達は、それぞれ「音楽すごろく」を楽しみました٩(^‿^)۶進度によって課題内容は変わるのですが、みんな出したいコマ数があるらしく、かなり強引にサイコロの目を合わせてくる感じが可愛くて仕方ないです(≧∇≦)

“すごろく”と言っても、実際やってることは結構難しいのに、みんなかなり集中して、ワクワク最後まで楽しくできました。不思議ですねぇ〜、ただの練習だと面倒なのに(^^;;「またやりたぁ〜い!!」との声が多かったので、一月中あと一回くらいはやろうかな〜…。

小さな頃は自宅練習が難しいお子さんもいらっしゃるかと思いますが、ふむふむ、ここに日常練習のヒントが隠されてるような気がします。ご自宅でも、時には目先を変えて楽しんで取り組めたらいいですね!

いずれは一人で練習が出来るようになって欲しいのですが、やはりそうなるまでには、丁寧な習慣作りが必要ですね。

♪凡その時間帯を決める。(←これ本当に大切)

♪ピアノ練習の時は親御さんも仕事の手をとめて横についてあげる(ご苦労様ですm(__)m…)

♪ダラダラしていても、決して急かさず必ず笑顔(←かなり難しいε-(´∀`; )

♪ポジティブな声かけをしてあげる(みんなファイト!)

♪歌う時は一緒に楽しく参加してあげる(オーバーに感情表現をしてあげてくださいね(^_−)−☆)

小さな頃にとにかくこの様な日常を沢山積み重ねて、音楽は楽しいんだ!!という気持ちを植えつけてしまうことが大切です。

これまでも、結果的に自宅練習がスムーズにいった方達を見てみると、「ピアノやりなさいねー」と、ただ単に声かけだけをした…という方は、残念ながらいらっしゃいません。また、親の権力で厳しく躾けて練習をやらせてきた!!という方も、なかなか長続きしません(≧∇≦)←その時は怖いから一時的にはやるけれど、心が疲弊していってしまいますから、いつか歪みが出てきてしまいます。近い将来、「ピアノを練習しないと、弾かない日はなんだか気持ち悪いんだよね…」というところまでなるには、それなりの親御さんのご努力も必要かと思います。こちらも、レッスンの中で出来るだけ明確なノートづくりを頑張りますので、どうぞ皆さん引き続きのご協力宜しくお願い致しますm(_ _)m

そして何より大切なことは、お子さんがピアノを奏でている時は、お子さん自身の心が何かしら踊っていること。ワクワクでも、ゆったりでも、テンポの速い遅いに関わらず、その曲に相応しい音楽の流れを感じとって、心の中が何かしら動いている事が本当に大切です。時折、心の中が”スンッ!”と止まったままで、手だけ(指)動かしているお子さんがいらっしゃいますが、そんな時は、親御さんが横で音楽にのって歌ってあげて、お子さんの心が動くお手伝いをしてくださると嬉しいです。

心の中が動いているか止まっているか…私たちから見たら一目瞭然ですが、親御さんからはもしかしたらその判断は難しいかもしれませんね。そのような事も肌で感じとっていただけるよう、小さな頃は親御さんのレッスン同行をお願いしております。レッスンの中では、心で感じた事を実際に演奏で表現できるよう、そのような演奏になるための心や体の使い方のお話しを沢山しています。ただの”子どもの習い事”で終わらせず、ご家族の中にも、音楽を感じる心が育ってくださったら本当に嬉しいです。

引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

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