2月も半ばが過ぎ、音楽進学の方達は今まさに、必死に専攻の楽器に齧り付いている事と思います。
教室の受験生も同じで、レッスンのたびに言いようのない気迫が感じられ、若い人たちが何かに一生懸命打ち込む姿は本当に清々しいです。
が、時にその気迫は、音楽を邪魔したり盲目にさせたりします。齧り付くほどに力み、耳が塞がり、気が焦る…
こんなにやってるのに空回り…
なぜ音楽の道を選んだのか。
その答えは、作品の中にあり、作品こそが必ず導いてくれると思います。どうか、その導きに気づき、ただただ作品のために何をやれば良いのか、安心してじっくりと時間を使ってほしいと思います。
長い長い音楽人生の始まりなのですから、いつも、どんな時でも、心動く音楽を目指してほしいと思います。
音楽人生は本当に楽しいです。
どうか安心して、希望を持って挑んで欲しいと思います。
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