今年は、小学生以下の方達が色々なコンクールに参加されました。外の先生方からお預かりしている生徒さん達、”アドバンスコース”の方、”マスターコース”の方々、それぞれ夏から始まっているコンクールもこの12月、1月はファイナルを迎え、皆さん熱心にレッスンを受けてくださっています。すでに大きな本番が終わってルンルンしている子もいますが( ◠‿◠ )、冬休みまで持ち込む方達は最終調整に追われて自宅練習にも相当熱が入っているのではないでしょうか。
本番というのは、やってもやっても不安は残るもの…。レッスンの中では「できた!」と思うことも、自宅へ帰ってみると「あれ??」の連続。「わからない事があったら遠慮なく動画送ってね」と言ってあるので、皆さん本当に遠慮なくどんどん動画を送ってくださいます。おかげで私のiPadは常にメールや動画が渋滞中σ(^_^;)……文章でらちがあかないときは、こちらからも動画を送り返したり、それでも心配な時はオンラインで繋いだり……。特に、古典モノやバッハを勉強している子達は、覚える文法が多くて><、それこそ疑問だらけて練習していることでしょうね。
私の教室では練習ノートを作っています。素敵に弾くために「ココはこんな風に練習してみるといいよ」という練習方法をその場で一緒に練習をし、それを私がノートに書き記して、それがそのままお家の宿題になります。進度や年齢とともに項目も細かくなっていきますが、レッスンが終わってみると練習項目がだいたいノート2ページ以上になってしまいます><。「やりきれなければ、日にちをまたいでじっくりやればいいからね…」と声かけしていますが、皆さん本当に沢山の課題をこなしていて、ただただ感心するばかりです。
宿題のやり方は、ノートに書いてある課題に対して、一つ一つ自分の演奏の出来栄えを確認しながら練習を進めていくやり方です。が、この確認作業…これがもうホントに、難しいったらありゃしない。レッスンの中でも「今の演奏どうだった?」と尋ねると、だいたいはじめは一様に「上手く出来た!」といいます。どんなに凸凹でも(;´д`)。でも小さなお子さんにとっては、これがごく普通の感覚なのです。ここでどんな反応をするか…それがその後の仕上がりに直結する大切な事なので、自身の演奏に対してどうやって耳を傾けていくか…焦らず、端折らず、丁寧に丁寧に導いていきたいです。
大抵の場合、凸凹演奏でも笑顔でピースする✌︎(‘ω’✌︎ )お子さんに対して、傍でご覧になってる親御さんは「えーっ!!???(゚o゚;;」となってることと思います。そして、お家に帰って即!猛特訓したくなるでしょうねσ(^_^;)。ですが、そこはぜひグッと堪えていただき、音質確認は是非お子さんが自分でしていただきたいです。というかズバリ、私達は、その”耳と脳”そのものを育てることをしているのです。その脳みそ、常に横槍を入れらていたら育つものも育ちません><。あまりに年齢が小さい方はこちらからお願いしていますが、目安は、3年生くらいなったら完全に自分でチェックできるよう、少しずつ自立を促して頂きたいです。私も身に覚えがあるのでお母様方の”もどかしいお気持ち”重々分かります。が、大切なのは、「決して親御さんが我が子の脳や耳になってしまわない事」。それをやれば目先の結果は得られるかもしれませんが、その行為は、数年先のお子さん達の大きな可能性を奪うことに繋がります。あくまで、自分の頭で考えること!。ヘンテコ確認でも自分の耳で確認すること!。たとえ頼りなくても、いい加減でも、その積み重ねが本当の意味での「創意工夫」の入り口、それ自体が”崇高な芸術”の入り口なのです。
何年か先この子達が、どんな心でベートーヴェンを紐解くだろう…。ショパンのハーモニーに、どのくらい深い心で耳を傾けてくれるだろう……。本物の芸術を手に入れるためなら、どんな労力も厭わない子になって欲しいです。全ては「小さな頭で一生懸命考える」ことから始まり、繋がっているのです。





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