あけましておめでとうございます。
2022年も、皆さんが、明るく笑顔で音楽に向き合っていけますように♪
さて、一昨日、本番目前のマスターコース生徒さん数人で、ホール試演会を行いました。
皆さん冬休み中に十分準備したつもりでも、楽器がフルコンサートピアノになると、途端に響きの計算が難しくなりますね。
1人2回まわり弾いていただき、あがってきた反省点
表現の面では)
☆歌が減る
☆出したい音そのもののイメージが足りない。
☆フレーズ山頂からの下降の加減を決めていない。
☆強さによって打鍵のスピードを決めていない
テクニック面では)
☆緊張して身体が硬くなる
☆身体含めポジション移動が間に合っていない
☆色々な関節を固めてしまって(特に股関節や肩甲骨)重心そのものが安定していない。
などなど
いずれも、あんなにレッスンの中で練習したのに、やはり本番は緊張しますものね…><
自宅ピアノでは音幅充分だと思っていても、弦が長くなり、増してやホールということで、とても手先だけで対応できるものではありません。手首や肩をリラックスさせるのは勿論、体幹をしっかり安定させ、どの場面でどんな体の使い方をするのか、上腕、背筋、体のバネや瞬発力も使っていけるよう今一度復習しました。
自宅練習では、つい指や手の事ばかりになりがちですが(←勿論とても大切!)特に体の事は私の前だけでやるのでなく自宅練習でも何度も刷り込んでくれるといいなぁと思います。
みんな心の中にはと〜っても素敵な歌があるのだから、それをちゃんと聴いていただけるよう、
本番では”耳”と”頭”をフル稼働して、出したい音、出すべき音が出せるよう、心を込めて一言一句全ての音を作り込むことに時間を割いて欲しいと思います。
どうか、作品を心から満喫し、楽しんで練習できますように♪
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