フルコンサートピアノを楽しみたい小学生の方と、本番の近い高校生の4人で、ホール試演会をしました。
入会間もないお二人は、4月の発表会で大きなピアノを弾いて以来、ホールでピアノを弾く事がとても楽しいようです。響きが増えると、いつも聴こえてこない凸凹がよ〜く聴こえてきますよね。ここからも、自分の音をよ〜く聴いて、沢山考えて、引き続き”レガートの感覚”を磨いていきましょう。大きい子からみると、小さな子達の”緊張なんてどこにあるの?”という、自由でのびのびとした演奏は本当に羨ましいかぎりです。これからも人前で弾く機会を沢山持って、その”伸び伸びさ”いつまでも持ち続けてください。
高校生は、1回目より2回目、2回目より3回目、弾き込むにつれ演奏が良くなっていきますね。なんとかして、それを一回目の演奏で実現したいものです。ピアニストとは、緊張とのせめぎ合い、緊張は集中できるチャンス!です。とは言え、それが本当に難しい…><緊張していても、冴え渡る脳と、自由が利く体を手に入れるために、日頃から”表現と体”のバランスを丁寧に練習したいものですね。
試演会は、暗譜で弾ける曲がある方はどなたでも参加していただけます。レッスン室を飛び出して、ホールの響きを楽しみましょう!
どうか、みなさんの演奏が、聴く人の心に響きますように。

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