本番目前の方達でホール試演会をしました。今回は、外部から先生をお招きし、講評とワンポインレッスンをしていただきました。
コンクール挑戦は、本当に色々な感情になりますね。どうしてコンクールに参加するのか…何のためにコンクールに向き合うのか…。
コンクールは、誰のためでもない、お子さん自身の音楽の深みを育むために挑戦するのですから、チャレンジする本人に、深い深い志が育つよう、またその志を揺るがしてしまうような安易な言葉かけをしないよう、私も含め多くのお教室・多くの親御さん達が、真の心の支えに努めていけるようにと、願ってやみません。
特に、小さなお子さんが挑戦される場合、作品がますます大好きになるような、工夫を凝らしたサポートを心がけたいものですね。コンクールを機に一つの作品にじっくりと向き合うことで、親御さんも一緒に音楽の深みを味わっていただけたらと思います。どうぞ、ざわつく心を鎮めて、笑顔でサポートできますように。
また音楽学生さんは、そのような小さな頃からの親御さんのサポートがあってこそ、今現在の日々がある事を忘れず、周囲の方々に感謝して、作曲者に感謝して、作品に感謝して、毎日喜びを持ってピアノに向き合って欲しいです。何より、ここまで志を貫いてきた”自分自身の強さ”に大いに自信を持って、出したい音を探し続ける努力をいとわない音楽家になってくれたら嬉しいです。

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