ソナチネの魅力

今朝、まだ少し薄暗い時間帯にウォーキングに出かけ、空を見上げたら「まぁ!なんて可愛らしい雲♪!」。ピンク色の雲はだんだんとオレンジ色になって、たちまち黄金色になって、朝陽が一気に昇りました。歩いている間中わくわくが止まらず、いつまでも雲を見ていたいので、復路はずーっと後ろ向きに歩きました(^^;;

さて、今日は午前中、大人の生徒さんのレッスンがありました。もう何年もピアノを楽しんで来られたそうですが、”本物のクラッシック音楽を体感したいので基礎からしっかり学び直したい”とのこと、ソナチネから学び直していらっしゃいます。

ソナチネをやっていると、いかにここに古典のスピリットが息づいてるか、いつも実感します。どの曲も、本当になんて素敵な音楽なのでしょうか!!もう何百回、何千回とやってきたのに、飽きるどころかその魅力は年々増す一方です。ショパンやラフマニノフやブラームスなど難易度の高い大曲は勿論の事、ソナチネやブルグミュラーのようなレベルの曲でも、キチンと作られた歴史深い作品の中には、数えきれないほどの魅力が隠されています。生徒さんと一緒に、一つ一つテクニックを吟味しながら”出したい音、伝えたい音”を作り込んでいく作業は、何にも変え難い、音楽の奥深くに触れる本当に尊い時間で、いつも60分があっという間です。

結局は、こういう丁寧な作業が、将来そのまま”音楽の喜び”に繋がるのだよなぁ~♪  

大きな生徒さんも小さな生徒さんも、この段階を決して端折らず、一緒に丁寧に楽しんでいけたら最高だなぁと、新年あらためて襟を正していただいた気分です。

今年も皆さんと一緒に、奥の深い豊かな音楽ができますように♪

皆様、本年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

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