発表会を終えて

4月最終の日曜日に発表会を終えました。今回は25組の参加、うち連弾や2台コンチェルトもあり華やかなステージとなりました。初めてステージを踏んだ3人のちびっ子生徒さん、この日の事を忘れずに、ここから先、本番をも楽しめるピアノ人生になる事を願っています。また、発表会参加までには、まだあとしばらくある”音のあとりえ”さん達。いよいよ来年は初舞台ですね!私もサポート頑張ります!!

私の教室の発表会はクラッシックコンサート形式で、ステージ上の飾りや演目もスッキリシンプルに。パフォーマンス要素はできるだけ除いて、そこにはただただ皆の演奏エネルギーがあるのみ…としています。そうすることで、生徒さんの演奏に対するエネルギーがくっきりハッキリ浮かび上がってきます。いつも言っていることですが、発表会での演奏は、皆さんから頂く私への成績表です。皆さんの演奏を聴かせていただきながら、毎年本当に沢山の事を思います。今年も例年通り特等席で聴かせていただきましたが、今年はなんだか終始この上ないご褒美をいただいているような、これまで味わったことのない、とても不思議な感覚に包まれました♪皆さんがお家でどんな練習をしていたのか、この日のためにどれほど頑張ってきたのか、全ての生徒さんの頑張りがひしひしと伝わってきて、とにかく胸がいっぱいになりました。舞台での演奏を聴けば、日々の練習状況、自宅練習についての意識、人となり‥全部丸裸に見えてしまうからピアノとは本当に不思議です。皆さん本当によく頑張りました。本当に素晴らしい演奏でした。

終演後、会場全体が一気に幸せムードに包まれて、あっちでもこっちでも抱えきれないほどの笑顔が溢れている光景……何より最高のご褒美です。そして、いつもこの瞬間に立ち会う度に、「私にピアノ人生を授けてくれてありがとう」と、両親への感謝の言葉が浮かぶのです。

こうして今年も至福の時間を迎える事ができたのも、ひとえに生徒の皆さんの頑張りと、そして何よりそれをサポートくださっていますご家族の皆様のお陰です。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。ここからも一層精進してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

発表会後、ゴールデンウィークは教室がお休みとなり、皆んなに見てもらえることなく(^^;モッコウバラが満開になりました

コメント