ぴあのばとるはやめましょう

今日から8月、夏休みののんびりムードの中、月を跨ぐだけでどことなく気持ちも引き締まる思いですね。

夏休みはたっぷり時間があると思いきや、あちこちから出された宿題でかえってやる事が多く、結局はリズムが作れないのが現状…というお子さんも多いのではないでしょうか。

特に長期休み中のピアノ練習はなかなか厄介なもので、お子さんの年齢が小さいご家庭ほど、お母様方の日々のご負担が大きいですよね。心からお察しします…本当にご苦労様です。”音楽は心のオアシス”なんていいながら、現実はちっともオアシスなんかじゃない!…魔法の望遠鏡で皆さんのご家庭を覗いてみると、あちこちから大小様々なバトルが見えてきそうです(*≧∀≦*)

ピアノの練習は、どうしてこんなにも面倒なのでしょうね。

♪お絵描きや折り紙は進んでするのに、ピアノは言われないとやらない。♪流行歌や学校・幼稚園で習った曲は弾きたがるけれど、教室で習ってる曲は自分からやろうとしない。♪同じ面倒なものでも、学校の宿題はやるのに、ピアノは自らやらない。「音楽は好き!ピアノは好き!と言いながら、ちっとも自ら進んで練習しないんです。コレって本当は好きじゃないんじゃないですか?」と。

この事について、この三十数年の間に数えきれないほど、言い尽くせないほど本当に沢山のご相談をいただきました。我が子が大きくなってみて痛感することは、ただ一言!

“ピアノは相当難しい”ということです。

そんな、とてもとても難しいピアノに、今日も向かえたこと。それ自体本当に褒めてあげられるべき事で、たとえただ一回サラ〜っと弾いただけでも、そんな面倒な事に今日も取り組めた我が子を、心から誇らしく思っていただきたいと思います。

「えー!?ホントにただ一回弾いただけなのに?誉めてあげるのぉ?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、全然大袈裟な話ではありません。スラスラなんでも弾けちゃうピアノ大好きな現役音楽専攻の学生さんやピアニストさん達も口を揃えていうのです、ピアノの部屋までが遠い遠い。みんな重い腰をよ〜っこらしょ!とあげてピアノの部屋へ行くのです。……やっぱり、ピアノは相当に難しい楽器だからです。

残念なお知らせですが>< 裏をかえせば、そんな超難しい楽器を習い事として選んでしまわれたのですから><、どうぞ親御さんは腹を括って、気長に気長に笑顔でサポートなさってくださいませm(_ _)m

この辺りの事、とても大切な事なので、”ぴあの練習”というカテゴリーで、ここから数回かに分けて噛み砕いて書き記していければと思います。レッスンの合間をぬって書いていますので、少しずつの更新になるかもしれませんが、どうぞ気長にお付き合いくださいませ。

まずはその1回目の締めくくりとして「ピアノに向かえた日は、心から誉めてあげる!!!」です!

夢と希望のつまった無限の可能性でしかないお子さん方と、日々、心から楽しく過ごしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません♪

どうか、親御さんの心が少しでも軽くなりますように…

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